今回は、実際に失敗も経験したうえでまとめた、そら豆の種取り(自家採種)の正しい手順と注意点を紹介します。
できるだけ正確に、でも実体験ベースで書きます。
そら豆の種取りは完熟が基本
そら豆の種取りで一番大事なのは、食用収穫のタイミングよりさらに遅らせることです。
種にする場合は、次の状態まで待ちます。
- 葉や茎が枯れ始める
- 莢が茶色く乾いてくる
- 振ると軽い感じがする
途中で収穫すると、中の豆が未熟で発芽率が落ちます。
しっかり完熟させれば、家庭菜園レベルでは問題なく発芽します。
種に向く莢の選び方
どの莢でもいいわけではありません。
そら豆の種取りに向くのは、
- 初期に着いた莢(多くは下段)
- しっかり膨らんだもの
- 病害虫被害のないもの
- 株が元気なうちに育った莢
特に下段の莢は栄養が集まりやすい傾向があります。
ただし最下段だけが正解というわけではありません。充実していて健全かどうかが一番大事です。
よくある失敗パターン
① 完熟前に株が弱る
水不足や肥料切れで株が早く枯れると、種が十分に充実しません。
② 種用を確保していない
あとで残そうは危険です。最初に目印を付けておく方が確実です。
ちなみに私は一番立派な莢から食べてしまいました...。
【教訓】大きいからって先に食うな!まず種用に確保すべし!
③ 乾燥不足
半乾きのまま保存するとカビます。これは本当に全滅します。
【失敗談】ほとんど食べた結果...
頭ではわかっていた。だが晩酌のお供に負けた
結果、、、
- 残ったのは小さい莢
- 完熟前に株が弱る
- 豆がシワシワ
最終的に使えたのは10莢中3莢だけ。

腰より心が折れた瞬間です...。
そら豆の種の乾燥方法
収穫後は次の流れです。
- 莢から豆を取り出す
- 晴れた日に数日天日干し
- 仕上げは風通しのよい日陰で乾燥
直射日光に長期間当てすぎると劣化の原因になることがあります。カラッと乾いたら日陰干しが安心です。
指で押してもへこまない硬さが目安です。
種の保存方法
- 紙袋に入れる
- 高温多湿を避ける
- 冷暗所または冷蔵庫で保存
冷蔵庫(野菜室)は温度が安定するので安心です。
保存期間の目安は1〜2年ですが、発芽率を考えると翌シーズンに使うのが理想です。
冷凍保存は家庭環境では発芽率が落ちやすいのでおすすめしません。
F1品種の場合は注意
市販のF1品種は、自家採種すると親と同じ性質にならないことがあります。
在来種や固定種であれば問題ありませんが、品種名にF1とある場合は分離する可能性があります。
まとめ
- 健全で充実した莢を選ぶ
- 完熟まで待つ
- しっかり乾燥させる
- 高温多湿を避けて保存する
この基本を守れば、そら豆の種取りは難しくありません。
あとは、大きくて立派な莢を前にしても冷静でいられるかどうか。
そこが一番の難関かもしれません(笑)。
来年はもう少し余裕をもって種を確保したいと思います。






